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ペットボトルのキャップ回収ボランティア [子供]

最近の小学校は学習ボランティアなるものをPTAや地域の方々から募集しています。

ようは授業で手が足りないところを手助けしてくださいということ

私は長男が特別支援級に在籍していた事もあり

恩返しの意味も含めて参加しているのですが

そこで今回学習ボランティアの一環としてペットボトルの

キャップ回収をすることにしました。

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アルミ缶のように即学校の収益になるわけではないのですが

ただ捨てられ燃やされてしまうキャップをリサイクルすることで

売買益から世界の子供たちにワクチンの寄付をする内容です。

ポリオワクチンなら1人分キャップ約800個になります。

円で換算すると1人¥20ぐらいです。

ethiopia.jpg

お金で寄付すればいいじゃん!という方もいらっしゃいますね

その通り!その方がはるかに手もかからずお金もかかりません 

私もそう思うところがありましたので

もう少し違う観点からプラスアルファーが欲しくていろいろと検索してみたら

ありました! 

こちらは「キャップの貯金箱推進ネットワーク」というNPO法人が行っています。

回収したキャップを障害者施設に渡し分別等の作業を行ってもらいリサイクル工場に売却する流れなのですが

売却した代金から障害者施設に作業費とワクチン寄付金を分けるというシステム

これは障害者施設にとっても仕事が受託できエコにも参加できるし

ワクチン寄付にも参加できるという内容で win&winの関係になります

これは目からうろこ!!

実際障害者施設で行える作業というのは本当に乏しくて無いに等しいのです。

これが地元で根付けば 大きな社会参加になる

地元の活動で市内の学校関係やスーパー、駅などにも働きかければ

かなりの量が見込まれるわけで

市内の作業所(と言っても一か所しかないんですが)に持ち込めばよいのです。

危険も伴わないし

現在 こちらのNPO法人に働きかけている最中です。

ワールドワイドな視点も大事ですが まず身近な問題を解決することが先決

このシステムはちょっと刺激されました。

キャップ回収は元々は小学校の時の特別支援級だった時の担任の先生が

長男の将来も見越して作業所で生かせるような内容の個別指導をしてくださったことでした。

最重度の知的障害を持つ長男は 幼稚園の知的レベルです

なので学校のお勉強は全くできない状態で 担任の先生は長男のために

個別対応してくださりました

給食ででた牛乳パックを毎日洗わせて乾かせて分解し水で溶かしはがきを作ったり

根気よく教えてくださいました。

その中の一つがキャップ回収後の作業

学校で回収したペットボトルのキャップを リサイクルできるものと分別し 洗浄し 乾かし 数を数えさせ確認をさせ 100個ずつ分けて袋詰めをさせていました。

同じ内容をこのNPO法人は障害者施設でやることで作業とし作業代を支払っているわけです。

共感した私は このwin&winのシステムをなんとか地元でもできないか

模索しようと考えています。

まずは小学校でキャップ集めをすることから始めます!!

やれるところからやる これが大事と考えています。

たとえ地元でできなかったとしても いくつかの障害者施設で役に立ってくれるのであればそれでいいと思っています

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コメント 2

koume

お金を出すって言うのは、簡単な事だと思うんです。
(大金じゃなければ)
でも、キャップを集める事で、ワクチン代だけではなく、
身近な障害者施設での作業にもなって、一石二鳥!
いろんなものがあるのですね。
素晴らしい活動だと思います!!
by koume (2010-11-19 18:21) 

まいなっつ

koumeさん
常々ボランティアはどうあるべきか考えてきました。
する側とされる側 立場ははっきりしていますが
いつ何時自分もされる側に立つかわからない
そうした目でボランティア参加をしています。
される側からしてみるといつもサポートしてもらっているという意識が常にあるわけです。
そういった意味合いからもされる側の社会参加は必要性を感じます。
by まいなっつ (2010-11-21 06:21) 

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