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作品展から・・・伝えたいこと [特別支援学校]

次男の話が続きましたのでここで久しぶりに長男の話

毎年2月に長男の通う特別支援学校で作品展を行っています。

以前ブログに載せたことがありました 2011/2/7の記事

去年のも載せ損ねたのでここで一気に高1~2年の二年間分

まず2012年2月展示分 長男高校一年の時

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うーーーん遠すぎていまいち見えませんね

うちのはこれ

「かわいいいちご」文字は先生が代筆

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書くのが苦手な長男なので 先生もどう描かせるかが悩みどころ

一番気の引く食べ物で行きましたねぇ

イチゴ確かに好きですわ さすが先生

そして今年2015年2月展示 長男高校二年生の時

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こちらは模写ですね

ここまできて「はっ!!!」長男の作品がどれだかわからない

と・・なったら自分の好みで

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とっても雰囲気あります よく見て描いてる

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おぉこれこそ 素晴らしい

皆様にもわかりますね 

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いい表情です。柔らかいなぁ いい出来上がりですね

さて長男はこの時作業班が紙工班

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お祝いの袋や封筒・はがきを作っています。

牛乳パックをリサイクルして作成

長男のお仕事はミキサーで紙を砕くお仕事

その後色付けして紙すきまで行います。

こうやって重度の子も軽度の子も分け隔てなく助け合いながら

作業をします。できるところをできる子がする

重度だってお仕事できるんですよ

でも学校を卒業したとたん 作業所では何もさせない

一日を歌ったり散歩したりして過ごす

それが悪いこととは思いませんが

自立することを目指して高等部を過ごしてきたのに

なぜなんでしょうね

できないに決まっていると思われているのと

何か行うには手がかかるというのが本音のところでしょう

学校でできていたことさえも奪われてしまう

障害児だって人格はあるんです。

実習に行って驚いたことは「何もしなくていいんですよ」と言われたこと

作業ができるとしても 何もしなくていいんですと

これからこの子たちは何十年と生きていくのに

私が次に考えているのは 重度の子たちを集めて作業所を開所すること

そしてそこには軽度の仲間にヘルパーとして就職してもらうこと

そう高等部の時のように手を借りながら 作品を作り販売していければ

活動費ぐらいはなんとかなると思っています。

この子たちはお荷物じゃない 少しでも稼いで税金払ってやろうじゃないの

生きている証拠を残したいわよね  生かされているんじゃなくて生きていると

あんまり過激な発言するとまたバッシング来るな(笑)

でもね 障害を持っているからこそわかることってあるんですよ

その反対もしかり 障害を持っていないから理解できないこともね

いつになったらその壁はなくなるのかしら


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